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溶接箇所のジレンマ

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溶接をした箇所は注意が必要です。

溶接をするということは金属同士を融合させて強度を出したり形状を作ったりしたいわけですよ。

しかし、悲しいことに金属に熱が入り腐食しやすい状態にしてしまいます。

もちろん金属は生地のままだと腐食が発生しますが、溶接箇所は

進行度合いが違います。

腐食を抑えるためにメッキがあります、

メッキにも種類がありますが、その話はまたいつかしましょう。

メッキすれば錆び(腐食)、の進行が抑えられます。

しかし、溶接箇所はメッキがのりにくいのです。

きれいにメッキ出来ているようで、溶接箇所は残念ながら完ぺきではないのです。

腐食しやすい箇所へしっかりメッキしたいのにジレンマです。

上の画像のようになってしまうことが多いのです。

対策として、亜鉛のタッチアップスプレーを行ったりします、下の画像が対策後ですね。

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p.s.

溶接箇所ってメッキだけでなく塗装も同様にのりにくいので悩ましいのです。

腐食対策としてはメッキ後に塗装するという事も行われます、

また、カチオン電着塗装を下地としてアクリル等の焼付塗装を行う場合もあります。

使用される場所や状況で表面処理を選定することが必要になりますね。