事例紹介

パイプへナットのスポット溶接、下穴から上穴も。

今回はパイプの内側にナットを取り付けたいというご依頼。

パイプの肉厚が1.2であり穴あけで変形しそう、数量も少量でリピートするわけではないので金型を作って穴開けるってことができません。

必然的にキリ穴になります。

普通のドリルで穴あけしても内バリ出ちゃって後処理大変ってことでドリルの先端形状をローソク研ぎで対応。

溶接ナットの方はバリを少し出してスポット溶接の時に強力に固定できるように。

上部の穴はさらに大きいので上手に研がなきゃクチャクチャになっちゃうよ!

で、結果は画像を見てね♬

穴あけ作業よりもドリル研ぎに神経使うお仕事ですね。

普段は金型の材料なんかが多いので思い切って穴あけや削る作業ができるので勝手が違いますね。

まぁ、なんでもこいって事でやっちゃいますよ♬

スポット溶接のご依頼もお受けいたします。

こんなん出来るかな?ってお問い合わせお待ちしております。

 

 

メッキ後の検査と計量による数量チェック

メッキ後の検査の前にメッキについてです。

弊社で一番多く採用されているメッキ方法はバレルによるメッキです。

一般にはガラメッキといわれ、洗濯機のようにグルグル回転しながらメッキできるってイメージですかね。

もちろんガサッと入れてメッキするわけですからメッキ不良も少ないですが発生するときがあります。

もちろんメッキする形状により不良の発生具合は違います。

今回のような平板形状の物は引っ付きによるメッキ不良が数個発生しました。(右画像はメッキ不良の拡大)

今回のメッキ不良率は1%でしたが、この形状でもまったく不良のない時もあります。

プレス作業でのカウンター数量と計量器による数量チェックで出荷時の数量過不足を防いでいます。

個数計やカウンティングスケールと言われる計量器ですね。

弊社の計量器は本年度より新しくなりました。

計量可能最小単位は0.1グラムになります、小さな物でも正確に計測してくれます。

大きな物は100Kgまで計ることが出来ます。

それ以上は分割にて計量で対応できます。

金型置き場のお悩み解消

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プレス加工をしていると金型の多さに悩まされるんです、と言う声がプレス屋さんから聞こえてきます。

生産されなくなって久しいと、もう不要なんじゃ無い?と思ってしまいますが、自己判断で処分できないのがこの業界です。

金型は自社で製作しても顧客の物になってしまうので、預かりなんですね。

新しい製品の金型を製作し、サンプル確認でOKが貰えると、金型預かり証というものを作製します。

どの場所でどの製品を作るための金型が保管されているのか明記されてます。

そんな悩みの解決策は置き場所の改善でしか無いのでしょうか?

今回の解決策として、新規の金型の棚による置き場の改善でお悩み解消。

さて、今回の金型の棚ですが、アングルと鉄板で製作しております。

サイズはこの巾でこれくらいあればって事をスタッフ達で企画設計して頂きました。

今までは私が設計し図面を描きこの通りに作製してと指示してましたが、

今回は自分たちで完成させたという達成感を感じて頂いてます。

完全オリジナルなんですね、現場の考えた現場のための棚です。

この棚、弊社で使用のため塗装等行っておりません。

顧客からの製作依頼の場合は、見た目も重要、塗装も行えます、このサイズでも焼き付けまで行える協力会社があります。

サイズは900×1,270×2,000と安定感抜群です。

製作依頼は、お問い合わせ頂ければ、お好みのサイズにて納品可能です、ステンレスの棚なんかも作ってみたいなと。

アングル加工の事例 溶融亜鉛メッキ HDZ55 

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今回はアングルなどの加工事例です。

左画像はアングル切断後に長穴をあけ2種類組み合わせて溶接になります。

右二つは同じ物です、アングルのようにも見えますが、実はチャンネルと呼ばれる溝形鋼から不等辺アングルに加工した物なんです。

コ字型の鋼材なんですが、片方を切断し不等辺アングルの形状へと加工しております。

この手の加工品は今まであまり無かったのですが、今回は溶融亜鉛メッキ(JIS H8641 HDZ55)までさせて頂き納品させていただきました。

顧客からの要望でメッキ証明も発行させて頂き、材料のミルシートも添付しております。

形鋼に関してはJFEさんの規格を参考にしております。

 

p.s.

弊社にて穴あけ型を製作してクライアントの要望に合わせた形状で対応しております。